2010年5月16日

iAnnotate PDF

iPad を論文読みに使っているのだけど、すごく便利だ。自由に拡大縮小できるので、紙に印刷するよりも読みやすいぐらいだ。重いけど、そのうち読もうと思っているものを全部適当に突っ込んでおいて、気の向いたときに読むことができる、と言うメリットには代え難い。

ところが、iPadのPDFリーダーである、Good ReaderやCloud Bookは、読めるだけで書き込みができない。これはちょっと困る。メモソフトに切り替えてメモを取ったりしてみたが、面倒。

で検索してみたところ、iAnnotate PDFというものを見つけた。iPad用ソフトとしてはかなり高価な800円だが、商売道具だと思って買ってみた。

PDFにメモを追加したり、自由に書き込みしたり、チェックを入れたり、文章を切り出したりすることができる。変更したファイルを外に取り出すこともできる。このソフトの売りである、そういう部分は、かなりよくできているのだがちょっと不満も。

  • 入出力が弱い。USB接続してファイルを流し込む事ができない。専用ソフトを使った無線でのシンクはちょっと不安定で時間もかかる。不安定なのはウチの環境のせいかもしれないが。
  • 拡大縮小時の表示がいまいち。拡大、縮小したときに一度市松模様にしてから書き換えているので、内容が1瞬見えなくなってしまう。わざとそうしているのだろうけど、見にくい。
  • インターフェイスが若干かっこわるい。っていうか、iPadっぽくない。
USB接続に関してはアップデートを予定しているらしいので、楽しみに待ちたい。

しかし、USBでデータ転送なんてことを個々のアプリがいちいち対応しなきゃならないというのは、明らかに何か間違ってるんだよなあ。。それでいいのかiPhone OS X ?

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