2011年10月2日

エクシーガ

先日11年目のレガシィBHを中古の10年式エクシーガに乗り換えた。試乗車なので状態はすごくいい。

エクシーガは、開発当時はレガシィ7と言う名前にしようと言う話もあったぐらいで、要するにレガシィをちょっとふくらませて後ろに1列シートをつけたもの。エンジンのラインナップもだいたい同じ。今となってはレガシィも大きくなったのでサイズ的にも大差ない。なんでわざわざまたスバルにしたのかというと、やっぱりフルタイム4WDは安心だなあ、というぐらいで、あまりふかい意味は無い。あまり候補の範囲を広げすぎると探すのが大変になって嫌になるから、という意味もある。7人乗りにしたのは、「あと少しのせられたらなあ」という機会が結構あったから。まあ、子供が大きくなるまでなんだろうけど。

うちのエクシーガは2.0i とか言うモデル。スペック的にはエンジンが2.5lから2.0lに落ちているうえ車重が100kgぐらい増えてるので、ちょっとキビシイが、まあファミリーカーだし。高速がどんな感じなのか、気になるところだけど。

ミッションがリニアトロニックというCVT。ここが一番気になっていたのだけど、制御が成熟してきたのかあまり違和感はない。たぶんなにもいわれなければ気がつかないんじゃないだろうか。よくある速度の上昇と回転数の上昇が一致しなくて気持ち悪い、という感じはあまりしない。大昔にスバルレックスの最初期のCVTに乗ったときにはびっくりしたもんだが。なにしろエンジンだけ回転が上がっちゃって、それからぬるぬると加速する、ってかんじだったもんな。

スタートがボタン式なのにはまだ馴れない。というか、べつにこんな風にしなくても、いままでの方法で何も困ってなかったんだが。。。キーが近くにあるとスタートボタンでエンジンがかかると言う仕掛けなのだけど、キーのなかの電池が切れたらどうなっちゃうのかな。。よくわからん。

中古なので自分では絶対につけないような、謎装備がついている。パノラミックガラスルーフというのがそれ。天井がガラスになっていて内側のカバーを開くと空が見える、と。個人的にはこんな重心の高い位置に重量物を付けるなんて、考えられないのだが、まあ、付いてるものはしょうがない。子供には大好評。

荷車としては、レガシィとは比較にならない。まず、3列目をたたんでも床がフラットにならず、なんとなく傾いている。これははっきり言ってちょっとショックだった。何を考えてるのかと。あと、トノカバーもない。2列目もたためるけど、ダブルフォールドするわけでもなく。。まあ、天井が高いので床面を低くしなくても荷物はそれなりに乗ってしまうのだろうけど。一番気になるのが、カーゴネットがないこと。BHレガシィは2列目をたたんでもたたまなくても使えるカーゴネットがあって、荷崩れが座席に影響する心配をしないで済んだのだが。。まあ、カーゴネットは最新のレガシィにもないようなので仕方がないか。

あと、2列目の真ん中のシートベルトが2点式なのはちょっと。構造的に難しいのはわかるけど、シートにアンカーを埋め込むとかすればできるはず。ちゃんとやってほしい。

地味にうれしいのが、カーナビが最近のものになったこと。レガシィには安いパナソニックの一体型外付けHDDナビをつけてたのだけど、地図を更新してなかったので、よく地図と現実がマッチしなくて困った。テレビもワンセグ対応じゃないし。新しいのには、Pioneerかなんかの新しいのが付いていてうれしい。まだ試してないけど、iPhoneの音楽も聴けるみたいだし。なんかマイクが付いてるのは、ハンズフリーになるんだろうか、とか。そういえば、bluetoothと言う文字がメニューにあるなあ、とか。しばらく楽しめそうだ。

まあ、レガシィにはすごく愛着があって手放すのは悲しかったのだけど、新しいクルマというのはそれだけでなんとなくうれしい。レガシィでは北は函館、西は松江までしか行かなかった。エクシーガではもう少し長旅がしたいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿