2012年10月16日

ラ王(袋麺)

なんでだか知らないけど、この年になっても未だにインスタントラーメンが好きで、ときどき作って食べてしまう。麺の質で言うと、やはり一袋150円弱とひときわ高い明星の中華三昧が他を圧倒している感がある。ここ25年ぐらいずっとこの状況は変わらず、いわば一人勝ちだったのだが、ここに来てちょっと動きがあるように思う。低価格帯の袋麺にかなり凝った麺を持つものが出てきたのだ。ひとつはマルちゃん正麺。醤油、味噌、塩に加えてとんこつも持つ4味展開だが、それぞれスープにあわせて麺を変えている。とんこつが特に好き。

もう一つは最近発売された日清ラ王の袋麺。ラ王といえば高級半生カップ麺として一世を風靡した大名跡。そのラ王の名を名乗らせているわけなので、日清のこの製品にかける気合も理解できようというもの。私は酸化防止剤と思しき酢酸の匂いが好きになれずあんまり食べなかったけど。

みそ味を買ってみたのだけど、太麺で確かに美味しい。中華三昧に及ぶかというと微妙なところだが、80円近辺という値段を考えれば、素晴らしいと言っていいだろう。でもスープが弱い。なんか味覇をちょっとだけ入れた味噌汁みたい。うーん。。野菜炒めとかをベースにすれば気にならないだろうけど。あと、麺の茹で汁にかなり匂いがつくので、茹で汁をそのままスープにする調理法は厳しいかも。わたしは大抵別に作るのであまり関係ないが。

なんというか、せっかくの麺なので、スープもちゃんと作って、中華三昧に真っ向勝負して欲しい。値段もうすこしあげてもいいから。

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