2009年11月3日

仮名手本忠臣蔵

なぜか,日曜に歌舞伎座で,歌舞伎を見てきた.歌舞伎を見るのは,高校生のとき以来のような.演目は,忠臣蔵.わたしの忠臣蔵原体験は,なぜか自宅にあった「のらくろ」で,劇中劇として演じられる仮名手本忠臣蔵だった.当然全役者が犬.大星由良之助はふわふわテリア系の中隊長殿だったような気がする.

夜の部で,5段,6段,7段と見る.討ち入りは省略.5-7段は,おかる勘平の話ばかりで,ほとんど忠臣蔵とは関係ない.いやあるといえばあるのだが,どうせ史実ではないだろうし,無くても本筋には影響しないのだが,それでも上演され続けているのは,やっぱり面白いからだろう.

全体として,意外なほど楽しめた.配役が贅沢だったと言うこともあるだろうが,劇としての完成度も非常に高いことを再認識した.また見に行きたい.

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